大変掲載が遅れました。私としたことが・・・
ザ・バンドのドラマー、ヴォーカリスト、リヴォン・ヘルムが、4月19日、ニューヨークの病院で
亡くなりました。71歳でした。風貌は老齢な感じなのでもっと歳がいってると思ってましたが、
まだまだ、これからだったんですね。
リヴォン・ヘルム、というかザ・バンドとの出会いは、高校生の時に今はなき(良い映画館やった
のに・・・)大毎地下劇場へ、レッド・ツェッペリン、狂熱のライブとラスト・ワルツを見に行きました。
当時はもちろんレッド・ツェッペリン目当て。ラスト・ワルツは主役のザ・バンドより
エリック・クラプトン、ロン・ウッドが目当て。ボブ・ディランですら良く解っておりませんでした。
狂熱のライブは映画的な演出が多く、ライブの臨場感がいまいちでした。良く考えたらそれ
以来一回も見ていません(笑)
そして、ザ・バンド。全然何も知らないのに、ライブの臨場感って凄いですね。一発で
夢中になりましたよ・・・
と言いたいところですが、当時目の悪い友人と見に行っておりまして、なんと字幕が見えない。
(メガネかけろよ)そこで、私がぼぞぼそと説明していると、周りからもちろん怒られ、上映中に
逆ギレ出ていきまして・・・今考えると完全に若気の至りですね。あ~、恥ずかしい。
それから、数年後、個人的に音楽的趣向も激変いたしまして、ギターの音が歪んでる
ギタリストは許せないっ!てとこまでいきまして、ザ・バンドを聴くようになりました。
レコードガイドブックや専門誌などで良く推薦されているのが一枚目の
「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」
最初、ブルースを聴き出した感覚に似ており、メリハリはないし、みんなおんなじ曲に聴こえるし
よくわかりませんでした。
やっぱり、音楽は生に限りますね?レコードを買ったあと、友人の下宿で久しぶりに
「ラスト・ワルツ」を見たんだと思います。いや~、今度は本当にぶっトピました。
メンバー5人のアンサンブル、ルックス。解散コンサートとは思えない緊張感のある高度な
(バンドサウンドという意味で)演奏は何回観てもしびれます。
あと、見るたびに色んな発見のある映画。もちろんサウンドトラック盤も何回聴いたでしょうか?
リヴォンはまず、とにかく歌が良い。声が大好きです。そして、歌心のあるドラミング。
色んな楽器が出来るし、本当に尊敬します。
最近の映像は病気のせいか、苦しそうな場面も見られますが、でも、何があっても
音楽をやろうという気迫が伝わって来てやっぱり素晴らしいです。
ザ・バンドのメンバーの中には、不運な事が続き晩年不遇の死を遂げた人もいます。
私がいうのもなんですが、リヴォンの人生も色々辛いこともあったようです。
しかし、生涯音楽家として、人生を全うしたリヴォンは立派だと思います。
一度、生で見たかったですね。
ご冥福、心からお祈り致します。
http://www.musicman-net.com/artist/16842.html